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モニタリングのためには渓流にすむ水生昆虫を、いつ・どんな方法で採集するのがいいのか?

2004年10月1日掲載

論文名 Comparison of sampling methods for aquatic insect indicators of forest condition in terms of collection efficiency(水生昆虫の指標種モニタリングのための効率的な採取方法)
著者(所属) 吉村 真由美(関西支所)、前藤 薫(神戸大学)
掲載誌 森林総合研究所研究報告、3巻3号、2004年9月
内容紹介  森林渓流の生物多様性機能評価のための水生昆虫モニタリング手法の開発が求められている。定量調査、定性調査、ライトトラップ調査を行ない、調査方法別、科ごとに個体数を集計した。トビケラは、羽化時期の春から夏のライトトラップ調査が、カワゲラやカゲロウは、瀬における定性調査を冬に行うのが最も効果的な調査方法であった。森林渓流の水生昆虫の生物多様性の評価には、2種の調査方法を総合する必要があると考えられた。

 

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