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輸入丸太で発展する中国の木材加工産業

2007年1月12日掲載

論文名 Analysis to the Development of China’s Wood Processing Industry(中国における木材加工産業の発展に関する研究)
著者(所属) 張 玉福(林業経営・政策研究領域、日本学術振興会外国人特別研究員)、立花 敏(林業経営・政策研究領域)、永田 信(東京大学)
掲載誌 JARQ:Japan agricultural research quarterly(国際農林水産業研究センター季刊誌、日本)、41巻1号、2007年1月
内容紹介  中国の木材加工産業は1990年代より著しく発展し、殊に近年は日本を含む世界の林産物貿易に大きな影響を与えている。本研究は、その発展を支える丸太調達の特徴を、丸太や木材製品の貿易量等の統計データを用いて解析した。その結果、中国産の丸太ではなく、急増した輸入丸太が木材加工産業の発展に貢献しており、とりわけ輸入した丸太を製品に加工して輸出する合板工業への貢献が大きいことが明らかになった。

 

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