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機械で苗木を植付ける 

 2012年3月19日掲載

発明の名称 自動耕耘植付機
発明者及び所属

山田 健・遠藤 利明(林業工学研究領域)

特許番号 特許第4793716号
特許年月日 平成23年8月5日
特許の説明 林業においては、苗木の植付けは人力に頼っており、その低コスト化が急がれています。急峻な不整地での機械化は困難ですが、平坦な土地での機械化を可能とする植付機を開発しました。本自動耕耘植付機は、コンテナ苗(苗木)を植付ける作業機で、バックホーのブームに取付けて使用します。本植付機は、植付機構と耕耘機構を備え、一定面積の耕耘を行った後に、自動的に供給されるコンテナ苗の植付けを行い、雑草木の再生を抑えて後の下刈りを軽減することにより、植付けだけでなく初期育林作業全体を省力化することができます。機械操作は全面的に自動化されており、運転者はベースマシンの走行操作とブーム操作、起動ボタンを押すだけです。本機が活躍しうる場所では従来型植林作業より効率が大きく向上することが期待されます。

 

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