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多摩森林科学園2013年春の企画
「サクラ保存林で見る八重桜」
多摩森林科学園のサクラ保存林には、伝統的な栽培品種や全国の名木などのクローンが約600ライン収集され、総数約1,300本のサクラが植栽されています。このサクラの中から、今春は八重桜、特に、江戸時代からの栽培品種が植栽され、サクラの名所であった荒川堤に由来すると考えられる桜を取り上げ、紹介します。
サクラ保存林を散策しながら見ることができる‘普賢象’、‘楊貴妃’、‘御車返’、‘朱雀’など荒川堤に由来する24種類の八重桜の特徴を紹介した「八重桜マップ」を作成しました。
ご来園いただいた方に差し上げます。
森の科学館では、寺澤秀治氏と中西一登氏による写真展をおこないます。
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多摩森林科学園で育成された新しい八重桜は、去年福島県に寄贈され、はるかかなた未来に羽ばたく願いをこめて、「はるか」と命名されました。森の科学館前に原木を移植し、公開します。
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寺澤秀治氏と中西一登氏の写真により、
北海道松前の血脈桜や
京都仁和寺の御室有明など、
各地の美しい八重桜とその風景を紹介します。
期間:2013年3月1日~5月6日
寺澤秀治TERASAWAHideharu
主に風景写真を撮影するフリーランスフォトグラファー。
雑誌などの依頼写真撮影の他に、
五箇山生活館(富山県)、環境エネルギー館(神奈川県)などの
展示写真を撮影。
文学作品の舞台をテーマとした写真と文章を
5年にわたり雑誌表紙に連載した。
フォトライブラリJena(イエナ)メインカメラマン。
中西一登NAKANISHIKazuto
サラリーマンとして仕事をしながら桜の撮影を始めて16年。
桜前線を追いかけること5回、
桜花の華やかさやはかなさに魅力を感じます。
これまでに国内で1100ヶ所近くの桜を見ましたが、
これからもたくさんの名所・名木に出会いたいと思っています。
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