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ホオジロより多いミヤマホオジロ(1-2月)

ミヤマホオジロ毎年11月の終わりごろからやってきて、春先まで園内で見られます。冬になってその姿を見かけると、今年も戻ってきたなと安心します。

写真の個体のように、オスは頭頂と顔、胸が黒く、さらに眉斑と喉の黄色が目立ちます。小さな群で地面をちょろちょろと移動していきます。1、2羽がいるのに気づいて、じっと立ち止まって見ていると、そのあとから1羽、また1羽と後を追うように移動していくのがわかります。人がいることに気づいて驚くと、木の枝に飛び上がって梢から梢へと移動して、人のいる場所からどんどん離れていきます。

園内では、柳沢林道から見える草地の斜面や(標識柱81番から84番のあたり)、釣舟草通りを上がってサクラ保存林に出たあたり(標識柱63番から65番のあたり)の草地の斜面などでよく見るような気がしますが、あちこち広く歩いてみると結構いろいろな場所で見かけます。ホオジロはあまり見かけませんが、冬はミヤマホオジロのほうがよほど多いようです。(よ)