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関山ベンチから釣舟草通りに降りていくところに‘仙台枝垂’(せんだいしだれ)があります。
DNA分析(Katoら2014)からヤマザクラとオオシマザクラの影響が推定される栽培品種です。花は白色一重咲きであまり大きな特徴はありませんが、枝垂れる樹形となっています。いわゆる「枝垂れる桜」はエドヒガンが関与するものが多いので、エドヒガンの関与が見られない「枝垂れる桜」という点では珍しいことになります。
山桜枝垂(やまざくらしだれ)や枝垂山桜(しだれやまざくら)、普賢枝垂(ふげんしだれ)、吉野枝垂(よしのしだれ)などと呼ばれて栽培されていますが、DNA分析(Katoら2012)によってすべて同じクローンと推定されています。(よ)
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