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太白(4月)

太白‘太白’(たいはく)の花は、白くて大輪の一重咲きです。純白色の花びらの大きさはサクラの栽培品種の中でも最大級で、3cm近くもあります。英国のIngramが栽培していたもので、明治時代の荒川堤になく、1932年に日本へ逆に移入されたものです。しかし、日本にも駒繋(こまつなぎ)や車駐(くるまどめ)と呼ばれるものが残っており、これらは近年の遺伝子解析と形態解析からも同一クローンであることが実証されています。