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盛んに囀っているキビタキ(5月)

キビタキ第2樹木園を抜けたところに、森の管理室があります。その背後の斜面に生えている木々の梢で、小鳥が高く澄んだ声で盛んにさえずっているのが聞こえます。そこにいるのはわかっているのに、なかなか姿が見えません。ベンチに座ってしばらく待っていると、やや低い場所にある枯れ枝に降りてきました(左写真)。

黄と黒が目立つキビタキのオスです(ヒタキ科キビタキ属)。翼は濃い黒地に白い線が入り、頭部には黄色い眉やオレンジ色の喉が見えます(中写真)。下から見上げると、白い腹、黄色い胸、オレンジの喉が、とても美しい鳥です(右写真)。

キビタキは、冬期は東南アジアなどで過ごし、5月頃に日本に渡ってきて繁殖する夏鳥です。いま、園内ではあちこちでキビタキのさえずりが聞こえます。夏鳥としては、他にサンコウチョウやホトトギスなどの声も時折聞こえてきます。(よ)

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