文字サイズ
縮小
標準
拡大
色合い
標準
1
2
3

森林総研トップ

ホーム > 見学案内 > 園内のみどころ > 自然探訪 > 5月の自然探訪 > クヌギの葉とムササビ(5月)

ここから本文です。

クヌギの葉とムササビ(5月)

クヌギ第2樹木園のクヌギの木の前を歩いていると(右写真)、地面にクヌギの緑色の葉が落ちています。葉の真ん中に左右対称と思えるような穴があいています。虫が食べたにしてはちょっと変ですね。

これはムササビの食痕と思われます。園内にはムササビが何匹もすんでいて、夜になると森の中を飛び回って、いろいろなものを食べています。クヌギなどの葉もムササビの餌となります。左右対称の穴になるのは、きっと葉を折りたたんで、葉の中央部を食べているのでしょう。葉の周囲より中央部がおいしい理由がありそうです。

ムササビがどんなものを食べ、どんな食痕を残しているか、森の科学館の展示もご覧ください。(よ)

5月の自然探訪一覧へ