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森の科学館の近くでミスジチョウ(5月)

ミスジチョウ森の科学館の入口の軒下で2匹のミスジチョウが飛んだりとまったりしています。とまった時にそっと近づいて写真を撮ろうとすると、こちらの気配を感じるのかさっと飛び立ちます。近縁種のコミスジよりもやや大柄ですが、より敏感です。

貸出用の杖にとまっている時にすかさず数枚の写真をとりました(写真1、2)。羽の表は黒地に白い斑紋ですが、羽の裏では明るい茶色が地色です(写真3)。そうこうしているうちに、こちらの服にもとまりました(写真4)。

ミスジチョウの幼虫の食樹はイロハモミジやオオモミジなどのカエデ科の樹種で、園内には食樹がたくさんあります。

近縁種のコミスジは年に3回くらい世代交代していろいろな季節に成虫(蝶)が見られますが、ミスジチョウの成虫が見られるのは年1回で5-6月のみです。いまの季節は園内で両方が見られます。(よ)

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