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ギイーギイーと鳴きながら木から木へ移動していきます。日本のキツツキの仲間で一番小さいコゲラです。
木の幹に縦に止まって(キツツキの仲間は両足の爪でしっかり幹をつかんで、かつ尾羽が固いという3点の確保で、こういう姿勢がとれるらしいのですが)コツコツと軽くつついてみたり、まるでネズミが移動するように幹に沿ってちょろちょろと動いていきます。コゲラは園内のあちこちにいて、鳴き声もたくさん聞こえます。春や夏は葉に付く虫などを食べたり花蜜を吸うこともあるようです。
夏の鳥は冬に比べて写真がとりにくいこともあり、紹介の機会を逃しています。いま、キビタキもいっぱい来ていて、高いふるえるような声で鳴いているのですが、写真がうまくとれないのが残念です。(よ)
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