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マタタビの花は葉の裏でひっそりと咲いているので見つけにくいかもしれません。そこで、葉を白くして遠くからでも見える様にして、虫にアピールする効果はあるでしょう。
マタタビは雌雄別株ですが、雄花だけをつける雄株、雌花だけの雌株、両性花をつける両性株などがあるようです。写真の花は両性花で、白い花弁が5枚、黄色いおしべが多数で、その中央に白いめしべの花柱が放射状に多数開出するのが見えます。
果実は長楕円形ですが、なかなかきれいな果実は実らず、マタタビタマバエによる虫えいができることが多いようです。(よ)
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