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更新日:2019年3月5日

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ネコノチチのお客さん(6月)

ネコノチチ第2木園の上の道で、ネコノチチの花が咲いています(写真1)。とても小さな花ですが(写真2)、いろいろなお客さんが訪れて賑わっています。

もっとも多くの個体数が来ているのは、ニホンミツバチです(写真3)。セイヨウミツバチより胸が黒っぽく、腹の縞々がはっきり見えます。次に多いのはコマルハナバチで、黒いメス(写真4)と黄色いオス(写真5)が見られます。あと1匹ずついたのが、エントツドロバチ(写真6)とアカシジミ(写真7)です。前3者は次から次へと別の花に移動していましたが、後2者は同じ花でしばらくの間じっとしています。

ネコノチチは、クロウメモドキ科ネコノチチ属の落葉小高木で、本州(神奈川県以西)、四国、九州沖縄、朝鮮半島、中国などに分布。秋には、緑、黄、赤、黒など色とりどりの実が見られます。(よ)

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