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6月の後半頃、柳沢林道のすぐ脇、標識柱85番の近くでガビチョウの巣を見かけました。細い木の枝やつるが絡み合った藪の中に作られています。巣から1mくらいに近づくと親鳥が飛び出しますが、遠くへは行かずに数m先で様子をうかがい、すぐに戻ってきます(左写真は巣にいる成鳥の顔が少し見えているところ)。巣内には青色の卵が4個見られました(右写真)。7月初旬に見ると雛が4羽いましたが、その数日後には巣が空っぽでした。巣立ちしたと考えるには早すぎますので、何かの動物(ヘビ、カラス、アライグマ?)に補食された可能性があると思われます。
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