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キジョランの実が大きくなりました。キジョランは夏に花を咲かせますが、その年には実は熟さずに小さいまま冬を越します。左の写真は、花の翌年の5月中旬に撮影したものです。
春になると実は急速に大きくなり、初夏までにはマンゴーのような形で完成した大きさになります(写真右、7月初旬に撮影)。
夏が過ぎ、秋が過ぎ、12月頃になると熟した実が割れて、中から羽毛の付いた種子がたくさん飛び出して行きます。手の届くところにいくつか実がなっている時には、持ち上げてみると、見かけの割に軽いことがわかります。熟すまで温かく見守ってやってください。(し)
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