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草丈が30センチくらいの小さなササのような葉で、ふちがやや縮れています(右写真)。ササの仲間のように思われますが、イネ科チヂミザサ属のチヂミザサです(ササの仲間はイネ科ササ属)。
樹木園やサクラ保存林の林床などにたくさん生えており、容易にみられます。花の季節は少し過ぎてしまいましたが、よく見るとかわいい花を付けます(中写真)。
果実が熟すと粘液で動物につき(人の衣類などにもつき)運ばれるようになります。いわゆるひっつき虫のひとつです。(よ)
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