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第2樹木園を抜け,サクラ保存林にぶつかった左の沢沿いの道が釣舟草通りです。この沢の上流にツリフネソウがたくさん生えているので,道の名前の由来になっています。ツリフネソウは,この道沿いのほか柳沢林道でも見られます。
夏まではほとんど目立たない存在だったのが,急に花を咲かせるので驚かされます。他に花の多くないこの時期に我々の目を楽しませてくれるだけでなく,ハチやガにとっても重要な蜜源になっています。花の形が特異ですが,熟した実も触ると種を弾き飛ばす面白い植物です。(し)
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