森林総合研究所
2050年の森トップページへ メニュー 未来の森を育む 1.水を育み国土を守る 2.自然環境との共生を図る 3.資源を循環利用する 4.森林の多面的機能の発揮
水資源を保全する 山地災害を防ぐ
水を育み国土を守る 水資源を保全する
 

 近年、地球温暖化による降水の地理的・季節的な偏りが予想される中、世界的な規模で水資源の不足が懸念されています。わが国の降水についても、全国的な増加や地域的な減少が予測され、洪水や渇水の危険性が指摘されています。
 温暖化抑制のため、森林の機能の高度発揮が求められる一方で、伐採後の植林放棄や無間伐といった施業放棄地が増加するなど、森林を取り巻く状況は大きく変わりつつあります。

 

今後、山地流域や森林をどのように管理し、良質な水資源を持続的に確保していくかが、重要な課題となっています。
 このため、森林における水循環について、観測システム、影響評価モデルに関する研究開発を行い、内的・外的環境の与える影響を評価するシステムを確立することで、良質で持続的な水資源の保全に貢献します。

 
未来の森を創造する技術・方策 2050年のゴール

統合的な森林水循環観測システムの構築(観測システム)
温暖化・施業などが水循環に与える影響の評価技術の開発 (影響評価モデル)
水動態の解明に基づく水循環変動予測モデルの開発(変動予測モデル)

  2050年のゴール
 
 
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研究開発ロードマップ 水資源を保全する
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