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森林総合研究所関西支所は7月29日(土曜日)に森林教室「昆虫ひょうほんを作ろう」を午前・午後の2回に分けて開催しました。午前の部・午後の部合わせて30名(うち児童17名)に参加していただきました。
森林などで出会う昆虫を、いつでもじっくり観察できる自分だけの標本にする体験として、午前の部ではスズメバチを、午後の部ではタマムシとトンボを相手にチャレンジしていただきました。また、標本作りにあわせて、スズメバチの種類や特徴、タマムシやトンボの色の秘密などのお話や、昆虫のつかまえるいろいろな方法の実演も行いました。
はじめは、おそるおそる虫に触れていたみなさんも、体のしくみや標本の意味を理解しながら、最後は全員が無事に完成することができました。出来上がった標本は、参加者のみなさんのおみやげとして持ち帰っていただきました。
なお、スズメバチは危険な生き物です。皆さんは、決して自分でつかまえようとしたり、標本を作ろうとしたりしないでください。(今回のために用意したスズメバチは、スズメバチの生態に詳しい研究者の指導の下で、じゅうぶん注意して捕獲し、みなさんが安全に作れるように特別に準備したものです。)
関西支所では昆虫標本の作り方動画「昆虫標本を作ろう」をYouTube森林総研チャンネルで公開しています(https://www.youtube.com/watch?v=3Gg0X2NUAAs)。こちらもぜひご覧ください。
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