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ハクモクレン

和名:ハクモクレン
所属:モクレン科 モクレン属
学名:Magnolia denudata Desr.
特性:落葉高木。樹皮平滑で灰白色、高さより枝張りが大となる。葉は互生し短柄あり、大形で倒卵形で鈍頭をなす。花芽は大形で稍球状にふくらむ。花は早春葉に先だちて開き、大形白花、芳香あり。果叢は長楕円形で帯褐色をなし、シモクレンより円味が多い。果実は稀で遅咲き性の幹の細いものはよく結実する。
分布:中国中部地方の産。朝鮮では寺院に多く見る。日本には相当古い時代に入ったもの。
用途:庭園樹として賞用される。
備考:中国では文人庭の植物として、中庭、前庭に必須のものである。コブシを台木として呼つぎまたは根つぎするが、他のさし木、とり木などは不成功で増殖法については今後の研究の余地がある。
開花時期:3月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

ハクモクレンの花

ハクモクレンの葉

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所属課室:九州支所地域連携推進室

〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪4-11-16

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