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ムクノキ

和名:ムクノキ
所属:ニレ科 ムクノキ属
学名:Aphananthe aspera Planch
特性:落葉高木で幹は真直にのび、多く枝分岐。樹皮は暗褐色で灰色の斑紋を生ずる。葉は有柄で互生し、質ややうすく卵形で先は長く尖り、基部は広い楔形で縁に鋭い鋸歯がる。葉の上面はひどくざらつき、下面には短い伏毛がある。雌雄同株。若葉がのびると同時に淡緑色の花が開く。核果は球形で黒い。果肉は海綿状をなし、種子は倒卵形である。
分布:本州(関東以南)、四国、九州、琉球、済州島、台湾、中国、インドネシアの暖帯に広く分布する。特に沿海地に多い。
用途:材は建築材、器具材、楽器材とし、実は食べられる。木は公園用として植えられる。
備考:一名ムクエノキ。ムクノキとエノキはやや類似しているが、エノキの核果は褐赤色である。
開花時期:5月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

ムクノキの花

ムクノキの葉

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