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センペルセコイア

和名:センペルセコイア
所属:スギ科 セコイア属
学名:Sequoia sempervirens (Lamb.) Endl.
特性:常緑針葉大高木。樹皮は赤褐色で厚く、細長く縦に裂ける。枝は水平またはやや下垂し光沢がある。樹冠は円錐形をなす。葉は互生し、側枝上に着くものと、葉柄が少しよじれて櫛の歯状につくものとあり、共に線状披針形をなしている。上面は暗緑色である。雌雄同株。球果は卵形をなし、黒褐赤色である。種子は楕円形である。
分布:アメリカ太平洋岸地方の海岸山脈に天然分布する。海岸よりの山地で海抜700~1、000mに自生する。気温は7~18゜・で雨量は年1、000mm以上の多霧を好む。
用途:材は建築材、器具材、土木用材などに用いられ、樹木は庭木、公園に植える。
備考:切株からよく萌芽する。センペルセコイアは、学名の種小名と属名を日本名に訳し、それを合わせて用いたものである。一名セコイアメスギはセコイアオスギに対し、その葉の様子がやややさしいからである。
開花時期:4~5月
果実成熟期:10月
写真
センペルセコイアの葉

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