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シモクレン

和名:シモクレン
所属:モクレン科 モクレン属
学名:Magnolis liliflora Desr.
特性:落葉かん木で、主幹なく根部より多数の小幹が毎年増加しつつ株を増す。枝は黒褐色。葉は互生し短柄があり、倒卵形または卵状楕円形で鈍頭をなす。上面平滑、下面には脈沿に白毛がある。花は葉に先立ちて開花し、鐘形で紫色、または暗紅色をなし、短枝に頂生し多少芳香がある。果叢は小さく卵状楕円形で褐色。果実中に2~3個の種子がある。時に返咲きが見られる。
分布:中国産。中南部には寺院に多くある。朝鮮半島のものは中国から移植したもの。アメリカでも庭園樹として広く植えられている。日本にも古い時代に渡来した。
用途:庭木として最も多く用いられている。
備考:増殖は株分けを通常とする。細根が少ないので根づきにくい。
開花時期:3~4月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

シモクレンの花

シモクレンの葉

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