シロダモ

和名：シロダモ

所属：クスノキ科シロダモ属

学名：Neolitsea sericea (Blume) Koidz. var. sericea

特性：常緑高木。樹皮は帯緑暗褐色で平滑、1～2年生枝は緑色をなす。葉には2～3cmの柄があり、互生し長楕円形。表面は緑色、裏面は白色である。雌雄異株。花は枝先の葉腋に群生し、黄褐色をなす。液果は楕円形で果皮は平滑で赤い。開花時に丁度液果が赤熟し、花と果実が一緒に見られる。

分布：本州（宮城県以南）、伊豆七島、四国、九州、琉球、朝鮮半島南部及び済州島、台湾、中国（中部及び南部）の暖帯に広く分布する。

用途：材は建築材、器具材などとする。種子から油をとり燈油とする。樹木はまれに庭木とする。

備考：和名シロダモは「白ダモ」の意で、葉の裏が白いからから名づけられたものである。

開花時期：9～10月
果実成熟期：11月

写真：葉

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