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ヤマガキ

和名:ヤマガキ
所属:カキノキ科 カキノキ属
学名:Diospyros kaki var. sylvestris Makino
特性:落葉高木で幹は直立して多くの枝に分かれ、通常樹高5~10mである。樹皮は灰褐色で縦裂する。枝は灰褐色または灰白色である。葉は広楕円形または倒卵形で急に尖り、全縁、下面には全体に褐色の毛が生えている。雌雄同株。葉の腋に黄緑色の短い花柄をもった花を開く。果実は多肉の液果で球形、卵形または扁球形をなし、熟して黄赤色となる。種子は長楕円形で平たく、内に軟骨質の胚乳がある。
分布:本州(中、南部)、伊豆七島、四国、九州(対馬を含む)、済州島、中国の暖帯および温帯に分布する。
用途:材は建築材、器具材などとし、未熟の果実から渋をとる。熟した果実は食用とし、木は庭木とする。
備考:学名の種小名 kaki は和名のカキ(柿)をとったものである。
開花時期:6月
果実成熟期:10~11月
写真上:
写真下:

ヤマガキの花

ヤマガキの葉

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