研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2018年 > 森林総合研究所公開ワークショップ「半炭化技術による木材利用の新展開」を開催しました
更新日:2018年3月19日
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去る平成30年3月2日に、奈良県橿原文化会館にて公開ワークショップ「半炭化技術による木材利用の新展開」を開催し、大学、行政機関、民間企業等から75名の参加がありました。ワークショップでは、森林総合研究所 松本光朗 関西支所長の開会挨拶、来賓挨拶に続いて、木材加工・特性研究領域の吉田貴紘から、農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「半炭化処理による高性能木質舗装材の製造技術開発」の成果発表を行いました。半炭化処理により木材の耐久性を向上させて耐用年数20年の木質舗装材を開発できたこと、開発した舗装材はクッション性が高く足への負担が少ないことなどが紹介されました。休憩を挟んで、パネル討論会が行われ、まず5名のパネリストがマテリアル、エネルギー用途としての半炭化技術を紹介したあと、2名の司会進行の下、会場の方を交えて、半炭化技術の今後の展開が活発に議論されました。
翌日3月3日には見学会を行い、24名参加の下、奈良県森林技術センター(高取町)、大和民俗公園(大和郡山市)に施工された半炭化木質舗装を視察しました。
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開会挨拶 |
成果報告 |
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パネル討論会の様子 | 見学会の様子 |
お問い合わせ
研究担当者:森林総合研究所 木材加工・特性研究領域 吉田 貴紘
Tel:029-829-8306
Fax:029-874-3720
E-mail:torrefaction-ws*ml.affrc.go.jp
(注:*は半角@に置き換えてください)
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