研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2019年 > 令和元年度夏の一般公開を開催しました
更新日:2019年8月20日
ここから本文です。
7月27日(土曜日)に一般公開を開催しました。
森林総合研究所では、研究成果を広く一般の方々に知っていただくため、毎年、小中学校の夏休み期間に、一般公開を開催しています。今回も多くの方々にご来場いただけるよう、昨年度に引き続き研究成果のポスター展示や講演会のほか、多数の体験型イベントと見学会を開催しました。当日は天候にも恵まれ、来場者は2,161名に上るなど、大盛況の1日となりました。
「研究成果ポスターの展示と上映会、体験会のコーナー」では、森林・林業・木材・林木育種に関する最新の研究成果、水源林造成事業及び森林保険事業に関するポスター展示とクイズラリーを組合せ、多数の方々にご参加いただきました。また、森林浴のリラックス効果体験、木を発酵したアルコールの香り体験、生物多様性に関するビデオ上映及び展示コーナー「林業古今東西」のほか、「ドイツの人々の森の楽しみ方」と「茨城にシカがやってきた」のタイトルで講演会を開催し、好評を得ました。
「自然等とふれあうサイエンス体験のコーナー」では、樹木園案内、樹高当てクイズ、シロアリと遊ぼう、鳥肉からわかる鳥類学教室、森の土が水をたくわえるはたらき、一度通すと抜けない矢、生きた昆虫展示「森の昆虫館」及びきのこウルトラクイズを開催し、各会場で整理券待ちの列ができるなど大勢の参加者でにぎわいました。
「さまざまな研究施設の見学ツアー」では、普段公開されていない鳥獣、木材及び土壌断面の標本庫をツアー形式で案内しました。また、樹木の年輪を調べる方法の実演、マイクロフィンガージョイント加工施設、セルロースナノファイバー実験棟、世界最大の木材引張り試験機の見学・実演、高性能林業機械による樹木伐採の実演及び飛砂風洞で砂丘の風紋を再現する実験を行うとともに、実験住宅では脳のリラックス状態の測定を含む見学会も行い、いずれも盛況を得ました。
「ウッドクラフトとつみき遊びのコーナー」では、木製バッジ作り、ミニイーゼル作り、経木(きょうぎ)のランプシェード作り、葉脈しおり作り、スギのサイコロ・ヒノキのブロックの積み木あそびなど、木や葉に触れてその良さを体感しつつクラフトを楽しんでいただきました。
もりの展示ルームでは、つくばちびっ子博士2019の一環として、特別展示「木やきのこの困った虫たちと対策」及び「○○な虫、○○いムシ」ほか各種展示を行いました。また、正面玄関前ではアンケートにご協力いただいた方々への苗木プレゼントを実施しました。
ご来場いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。
![]() |
![]() |
研究成果ポスターの展示と上映会、体験会 |
|
![]() |
![]() |
講演会 |
|
|
|
![]() |
![]() |
自然等とふれあうサイエンス体験 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
さまざまな研究施設の見学ツアー |
|
![]() |
![]() |
ウッドクラフトとつみき遊び |
|
![]() |
![]() |
受付及び苗木のプレゼント |
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.