研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2024年 > 2024年度 森林総合研究所公開講演会「生物機能を活用した木材の利用 —酵素および微生物機能を活用した木材の新しい利用技術—」を開催しました
更新日:2024年10月21日
ここから本文です。
森林総合研究所は、広く一般の方々に研究成果を知っていただくため、令和6年10月2日(水曜日)に⼀橋大学⼀橋講堂(東京都千代田区)において公開講演会を開催しました。
今回は「生物機能を活用した木材の利用—酵素および微生物機能を活用した木材の新しい利用技術—」をテーマに、当研究所研究員5名から、微生物や生物が作り出す酵素を活用した木材の新しい利用法の開発と、地域の木材資源をバイオマスエネルギーとして利用するための研究成果を紹介しました。
その後、講演者5名よるパネルディスカッション「生物機能を活用した木材の利用の可能性」を行い、木材の新しい利用法などについて議論を交わしました。
会場には、一般の方々をはじめ、関連業界関係者、大学、研究機関、報道関係、行政関係など約140名のご来場をいただきました。
なお、来場者から寄せられた質問への回答やポスター発表の内容など、当講演会の特設サイトへ掲載します。準備が整いましたら当ホームページやSNSでお知らせします。
また、公開講演会の様子をYouTube(森林総研チャンネル)にて公開します。こちらも準備が整いましたら当ホームページやSNSでお知らせします。当日ご来場いただけなかった方は後ほどこちらでご視聴ください。
浅野(中静)理事長による開会挨拶
坪山 理事による司会進行
久保 智史(研究ディレクター)による講演
「イントロダクション —森林総合研究所の木質バイオマス利用研究—」
左:大塚 祐一郎(森林資源化学研究領域 主任研究員)による講演
右:森川 卓哉(森林資源化学研究領域 主任研究員)による講演
「世界初「木の酒」の製造技術」
下川 知子(森林資源化学研究領域 多糖類化学研究室長)による講演
「酵素の機能を活用したセルロースナノファイバーの製造と利用例」
荒木 拓馬(森林資源化学研究領域 研究員)による講演
「微生物の代謝機能を活用したリグニンのポリマー原料化」
講演者5名によるパネルディスカッション
ポスター発表の様子
宇野 理事による閉会挨拶
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.