研究紹介 > 刊行物 > 研究成果選集 > 第2期 中期計画成果集 > 重点課題アアa 森林への温暖化影響予測及び二酸化炭素吸収源の評価・活用技術の開発
更新日:2011年6月10日
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観測研究情報の共有、観測マニュアルの公開、比較観測用システムの開発などを通じて、アジア地域の二酸化炭素吸収量観測ネットワーク体制の強化に貢献しました。
森林生態系のCO2 収支を、微気象学的手法と生物観測手法という2つの方法により推定し、それらが一致することを明らかにしました。
全国の代表的な森林土壌で温室効果ガスを観測し、欧米と比べてメタン吸収量は2倍、亜酸化窒素放出量は半分であることを明らかにしました。
亜寒帯林(タイガ)について、地下部の根や土壌有機物が炭素の大きな貯蔵庫になっていることなど、炭素収支に関する特徴を明らかにしました。
京都議定書報告のため、森林によるCO2吸収量を算定・報告するための国家森林資源データベースを開発しました。
全国の竹が蓄積・吸収している炭素量の推定手法を開発しました。
森林の炭素循環モデルを開発し、スギ林を対象に2050年までの炭素吸収量の変化を予測し、林業施策を検討しました。
気候温暖化により白神山地世界遺産地域ブナ林や一部の針葉樹類に大きな影響のあることが予測されました。
温暖化などの気象要因と間伐施業などの森林管理の違いが人工林の炭素固定能に及ぼす影響を評価するシミュレーションモデルを開発しました。
不適切な土地利用により荒漠地となってしまった場所に、森林を再生し利用する技術を開発しました。
二酸化炭素吸収量を増やす目的のCDM植林事業は生物多様性にも好影響をもたらすが...
DNA分析と安定同位体分析を応用して、木材の樹種と産地を正確に特定するための手法を開発しました。
減少・劣化が進む熱帯林からの温室効果ガスの吸排出量をモニタリングする手法を開発しました。
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