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更新日:2010年6月1日

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自然探訪2006年12月 エノキタケ

エノキタケ(Flammulina velutipes

冬にエノキ、ケヤキ、ポプラなどの広葉樹の枯れ木に株状に発生する。茶色の傘の表面は、湿るとナメコのようなヌメリがある。ヒダは白から淡黄色で、柄の下部は黒く、ビロード状の毛で被われる。この写真はつくば市内の森林総合研究所でムクゲの枯れ木に生えているところ。同じ場所に毎冬発生した。1、2月の乾燥して低温の時期は、きのこは数週間かけてゆっくり成長することもある。鋸屑を使った瓶栽培では、白い品種で、光をあてずに発生をコントロールして、細長いもやし状に育てるため、野生のものとは色・形がまったく異なるものになる。

エノキタケ

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