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アオツヅラフジの実(11月)

アオツヅラフジ野山は稔りの季節です。多摩森林科学園でも、様々な植物が実をつけています。

写真のアオツヅラフジ(ツヅラフジ科)はブドウの様な実ですが、中に入っている種がおもしろい形をしています。青虫に似ているとか、アンモナイトに似ているとか、カタツムリの殻だとか、そんなものを連想させてくれます。英語名も、Snailseed(カタツムリの種)となっています。

根やつるを漢方薬として使うようですが、有毒植物で安易に使うことが戒められています。別名カミエビともよばれています。エビヅル(ブドウ科)の果実と似ていて、薬効があるので、「神のエビヅル」=カミエビといういわれがあります。都市部の道端でも見かけることができます。実を見つけながら森を歩くのも楽しいものです。(か)

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