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イカル(11月)

イカルサクラ保存林の夫婦坂を歩いていると、20羽くらいの小鳥の群れが地面からサクラの梢にいっせいに飛び上がりました。スズメよりやや大きく、ちょっとずんぐり感のある姿です。キュルルという感じのあまり大きくない声で鳴いています。

黒い顔と黄色いしっかりしたくちばしが目立ちます。イカルです。雌雄はほぼ同じ羽色で見分けられません。

1年中いる留鳥ですが、木々の葉が落ちた冬のほうが、見つけやすい気もします。春から夏にかけての繁殖期には、木の梢で大きな声で「キーコーキー」と特徴的な声で鳴きます。(よ)

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