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ミツデカエデとハシブトガラス(11月)

ミツデカエデとハシブトガラスサクラ保存林の奥のほうにある関山ベンチのすぐ下に、実をたくさんつけているミツデカエデがあります(左写真)。年によって実のなり方には少し差があるようで、時々あまり実をつけない年もあります。

上のほうの枝にハシブトガラスがとまっています。体が大きいので、小鳥のようにとまるのではなく、よっこらしょと乗っている感じです(右写真)。こちらからじっと見ている気配を気にしながらも、ばりばり、ばさばさと音が聞こえるくらい、何かをついばんでいます。どうやら、ミツデカエデの実を食べているようです。

そういえば、サクラ保存林の夫婦坂にあるオオモミジや高尾駅から多摩森林科学園に来る途中の坂にあるオオモミジでは、果実がムササビに食べられた跡が落ちていることがよくあります。カエデの実は1個1個は小さいのですが、大きな動物にとってもよい栄養になるのでしょう。(よ)

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