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シロハラ(12月)

シロハラ山の斜面でがさごそと何かが歩く音がします。園内で山の中の地面を歩く鳥といえば、ヤマドリ、コジュケイ、キジバト、カケス、シロハラ、・・・、いろいろいます。

音の大きさからキジバトより小さいくらいの鳥かなという感じです。しばらく見ていると、時々こちらから見えるところに出て来たり、また隠れたりします。シロハラでした。

シロハラはツグミ科の鳥で、夏は大陸の中国東北部やロシア、サハリンなどで繁殖し、日本には冬鳥として渡ってきます。よく見かけるツグミよりもちょっと大きいくらいです。シロハラの名前どおり、おなかが白く、この特徴によって他のツグミの仲間から区別できます。ひたすら地面を歩いて、土中からミミズや昆虫などを採食しているようです。(よ)

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