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越の彼岸桜(3月)

越の彼岸桜関山ベンチから昭和林道を少し歩いたあたりで、‘越の彼岸桜’(こしのひがんざくら)があります。長野県伊那市の高遠城址公園から小彼岸桜という名前で導入されたものです。高遠城址の小彼岸桜は富山の越の彼岸と同じ特徴をもっており、富山から高遠に運ばれたと推測されています。

‘越の彼岸桜’は、マメザクラとエドヒガンの種間雑種と推測される栽培品種です。花は淡紅色で中輪、一重咲き。富山県南砺市箕谷に自生木が約100本あり、県の天然記念物に指定されています。江戸時代にこの自生地から栽培化され、富山県高岡古城公園に伝わっています。(よ)