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ミミガタテンナンショウ(3月)

ミミガタテンナンショウサクラが咲き、保存林がにぎわう頃、足元に写真のような植物がちらほらと出てきます。これはサトイモ科のミミガタテンナンショウです。

この仲間はよく似た種類が多いのですが、"花"(のように見えるもの)の一番外側の部分(仏炎苞=ぶつえんほう=といいます)のふちが、耳のように左右に張り出すのが特徴です。仏炎苞の内側のこん棒のような部分が本当の花の集まりです。

サトイモ科の植物には他に湿原で有名なミズバショウやザゼンソウ、食材として親しまれているサトイモやコンニャクなどがあります。

サクラだけではなく足元の野生植物もぜひご覧いただければと思います。(S)