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森林総合研究所関西支所では、今年度も公開講演会を開催します。開催案内や申込方法は以下をご覧ください。
また、今後予定に変更がある時は、当ページでお知らせをいたします。
古くから山は動かないものの代名詞とされ、有名な武田信玄軍旗「風林火山」の「山」は「動かざること山の如し」を意味していると言われています。しかし、山は不動のものではなく、山の土は実は動いているのです。ある時は一気に大きく動き、それが毎年のように起こる山地災害です。また一方で、土は長い時間をかけてゆっくりと動いてもいます。
この講演会では、近年の山地災害を振り返りながら、山の土の動きについて最新の研究成果をご紹介します。さらに新しい技術も動員し、被害の軽減策や山の土の見えざる動きの解明につなげられるか、皆様と考えたいと思います。(入場無料、事前申込優先)
【日時】2025年7月4日(金曜日) 13時10分〜16時30分(開場12時30分)
【場所】京都市北文化会館 ホール(市営地下鉄「北大路駅」下車(出入口1番))
※会場に専用駐車場がありませんので、公共交通機関でお越しください。
【テーマ】動く山、動く土ータイムスケールの異なる「土の動き」を解明するー
趣旨説明 13時20分~13時30分
土のでき方と山の土のあり方
岡本 透(森林総合研究所関西支所 森林環境研究グループ長)
基調講演 13時30分~14時10分
2024年1月の能登半島地震による山地環境の変容
大丸 裕武 氏(石川県立大学 生物資源環境学部環境科学科 教授)
講演 14時20分~15時30分 「放射性同位体を用いて土の動きを捉える」
ベリリウム10ー数千年に及ぶ土の動きから読み解く京都市東山の地形発達ー
渡壁 卓磨(森林総合研究所関西支所 森林環境研究グループ)
グローバルフォールアウトー大気圏内核実験から降下した放射性物質の所在ー
伊藤 江利子(森林総合研究所関西支所 森林環境研究グループ)
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mail: fsm-ren@ffpri.affrc.go.jp
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