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1.受賞名 | 第1回(2023年度)日本木材学会国際交流奨励賞(受賞日:2023年7月29日) |
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2.受賞者の氏名、所属 |
髙瀨 椋(森林総合研究所 木材改質研究領域) |
3.受賞理由 |
難燃処理・塗装木材の促進耐候性試験に関する国際学会での発表が日本木材学会において奨励されたため。 |
4.受賞対象研究の紹介 |
屋外使用される難燃処理・塗装木材は、雨などによって防火性能が徐々に低下していくことが知られているが、その低下傾向を予測する促進耐候性試験法は確立されていない。本研究では、難燃処理・塗装木材に、塗装向けの促進耐候性試験を援用して、屋外の何倍の速度で劣化を進められるかを明らかにした。さらに、いくつか改良を加えた促進耐候性試験を実施して、塗装の種類が異なる場合でも均一な促進度合いが得られる条件を検討し、屋外における材料の吸放湿と、塗装の透湿性の2点から考察を加えた。 【対象業績】 Ryo Takase,Atsuko Ishikawa,Daisuke Kamikawa DERIVATION FROM EN927 METHOD FOR EVALUATING OUTDOOR DURABILITY OF COATED FIRE-RETARDANT-TREATED WOOD World Conference on Timber Engineering 2023 (WCTE 2023) |
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