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1.受賞名 | 森林遺伝育種学会 ベストアクセス賞 年間ベストアクセス部門(受賞日:2024年4月25日) |
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2.受賞者の氏名、所属 |
内山 憲太郎(森林総合研究所 樹木分子遺伝研究領域) |
3.受賞理由 |
森林遺伝データのゲノムワイド関連解析に関する解説記事が、2022年発行の森林遺伝育種学会誌に掲載された記事の中で、年間アクセス数が最も多かった記事として評価された。 |
4.受賞対象研究の紹介 |
ゲノムワイド関連解析(GWAS)は、ゲノム内のDNA多型と表現型との間の相関関係を網羅的に探索し、対象形質に関連する遺伝機構を明らかにする手法である。ヒトの疾患遺伝子の検出などに広く用いられており、近年では林木の有用形質の原因遺伝子の探索にも応用され始めている。本記事では、GWASの原理、DNA多型探索から使用されている統計モデルおよび実際のソフトウェアの利用までを解説し、林木での活用の可能性について論じている。 内山憲太郎 森林遺伝育種のデータ解析方法(実践編8)ゲノムワイド関連解析 森林遺伝育種(2022)11巻2号 p.91-96 |
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