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1.受賞名 | 第13回環境放射能除染研究発表会優秀口頭発表賞(受賞日:2024年10月吉日) |
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2.受賞者の氏名、所属 |
倉持 秀敏(国立環境研究所) 大村 成ニ(国立環境研究所) 小林 拓朗(国立環境研究所) 小井土 賢二(森林総合研究所 木材加工・特性研究領域) |
3.受賞理由 |
一般社団法人 環境放射能とその除染・中間貯蔵及び環境再生のための学会が主催する、第13回環境放射能除染研究発表会にて「木質バイオマスのガス化特性に対する原料種の影響」と題した研究発表が、優秀な口頭発表であるとして評価されたため。 |
4.受賞対象研究の紹介 |
木質バイオマスのガス化による熱電併給施設は、グリーンエネルギー供給施設として注目されている。福島県の施設では木質ペレット燃料を使用しているが、その製造過程で発生する樹皮は産業廃棄物として処分されているのが現状である。本研究では、スギおよびマツの樹皮のガス化特性を評価し、可燃性ガスの組成が木質チップと同等であり、タール発生量が少ないことを明らかにした。また、放射性セシウムのガス化過程での挙動も解明した。 |
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