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アリドオシ

和名:アリドオシ
所属:アカネ科 アリドオシ属
学名:Damnacanthus indicus Gaertn. f.
特性:常緑かん木で、枝は緑色で正しく両岐する。枝の変形である刺は細く鋭い。枝の岐点または葉柄の基部に生じ淡褐色、単生または双生し、葉と略同長である。葉は対生し、開生、殆ど無柄で卵形または広楕円形にて光沢があり、上面深緑色、下面稍帯白である。花は、腋生または頂生し、1~2花、花冠は白色で4裂する。核果は球形で紅色、翌春5月まで枝上に留まる。種子は2~3個純白色である。
分布:本州(関東以西)、四国、九州、対馬、琉球に産し、朝鮮半島南部、済州島、中国、印度に分布する。
用途:紅実を賞し、庭木とする。朝鮮半島では葉枝を薬用に供する。
備考:アリドウシとは、この刺のあることによる。これを転じて「有り通し」と解し、また「9月に実生りて翌年まで持つゆえ、ありどほしという」。
開花時期:5月
果実成熟期:9月
写真

アリドオシの葉

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