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エチナータマツ

和名:エチナータマツ
所属:マツ科 マツ属
学名:Pinus echinata Mill.
特性:常緑の針葉高木。樹形は広円錐形または球形をなす。樹皮は暗褐色で厚く、鱗片となり剥離する。樹幹から不定芽を出す性質がある。葉は、通常2針であるが、幼木では3~4針で暗青緑色である。球果は円錐形でやや下向きにつく。種子は小形で角状卵形、翼がある。
分布:北米東海岸の原産(ニューヨーク州、ニューイングランド、フロリダ州、テキサス)。欧州、日本などに試植されている。
用途:材は建築材、器具材などで、現地では堤防の土止めなどに植栽されている。
備考:軽い粘土質のところを好み、軽い土性の岩石地や荒地にも生育する。和名のエチナータマツは、学名の種小名を日本語として採用し、マツをつけたものである。
開花時期:4~5月
果実成熟期:翌年10月
写真上:
写真下:果実

エチナータマツの葉

エチナータマツの果実

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