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イジュ

和名:イジュ
所属:ツバキ科 ヒメツバキ属
学名:Schima liukiuensis Nakai
特性:常緑高木。新芽赤く、葉は長楕円形、先が尖っている。葉の表面は光沢がある。花は6月頃枝の先に、集散花序、白い梅に似た花を平開する。果実は10月頃さく果が熟し、5裂して、中から偏平な膜質の翼をつけ種子がとび散る。
分布:大島から全琉球にかけて分布し、とくに古生層粘岩地帯に多い。
用途:材質が堅く、現地では用材として利用され、樹皮からはタンニンがとれる。
備考:花もすてがたく、濃い常緑と新芽の紅色が賞用される。庭園木として利用されつつある。実験林9ち内、1ろ林小班内には見本林がある。ツバキにつくチャドクガの幼虫ミノムシがつきやすい。
開花時期:5月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

イジュの花

イジュの葉

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