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イヌビワ

和名:イヌビワ
所属:クワ科 イチジク属
学名:Ficus erecta Thunb. var. erecta
特性:落葉かん木であるが、時に半常緑にて高さ2~4mである。樹皮は灰白色で平滑、幼枝は緑色、無毛で枝は細く長く粗生する。樹枝の切口より白色乳液を出す。頂芽は側芽より著大。葉は互生し有柄で、倒卵形または楕円形である。先端は鋭尖、基部は円形または浅心形で平滑。雌雄異株。花は春季腋生である。果実は球形で腋生、双または単生にて暗紫紅色、食しうる。翌年6月に成熟するものもあり、年2回の熟期がある。小粒の種子を多く含む。
分布:本州(関東以西)、四国、九州、朝鮮半島南部に産する。
用途:実は食べられる。
備考:昔はイヌビワのことをイチジクと称した。変種としてホソバイヌビワなどがある。
開花時期:4~5月
果実成熟期:10月頃
写真上:
写真下:堅果

イヌビワの葉

イヌビワの堅果

イヌビワの堅果

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