文字サイズ
縮小
標準
拡大
色合い
標準
1
2
3

森林総研トップ

ここから本文です。

イヌガヤ

和名:イヌガヤ
所属:イチイ科 イヌガヤ属
学名:Cephalotaxus drupacea Sieb. et Zucc.
特性:常緑低木。、樹形不整、枝は横にひろがる。葉は羽状、ラセン状に小枝につき線形、先端は鋭くとがっている。モミ、カヤに比べ軟質である。葉の下面には二条の白色の気孔帯がある。雌雄異株花は前年枝につく。雄花は腋生、淡緑色、球形、下向に群生する。雌花は枝端近くにつき、卵形、果実は核果状の種子からなり、外果皮は緑色から熟すると赤紫色になる。1~2個の種子を入れる。
分布:岩手県気仙郡以南、四国、九州
用途:庭木
備考:成長はおそい。剪定して樹形を整え造園木として用いる。樹勢は強健である。近縁のものにハイイヌガヤ、チョウセンマキがある。
開花時期:3~4月
果実成熟期:10月
写真上:
写真下:

イヌガヤの花

イヌガヤの葉

お問い合わせ

所属課室:九州支所地域連携推進室

〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪4-11-16

FAX番号:096-344-5054

Email:kyswebmaster@ml.affrc.go.jp