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ウラジロガシ

和名:ウラジロガシ
所属:ブナ科 コナラ属
学名:Quercussa licina Blume
特性:常緑高木。樹幹は通直で枝葉はよく繁る。樹皮は灰色でなめらかであるが、老樹では粗ぞうとなる。枝はやや細く灰褐色。葉は有柄で互生し、革質で先は長く尖る。葉身の表面には毛はなく光沢があり、裏面は粉白色をなし、わずかに伏毛がある。雌雄同株。雄花穂は今年の枝の下部にたれ下がり、花は黄色。雌花穂は緑色で新枝の上部の葉のつけねにつく。堅果は楕円形または長楕円形卵形である。
分布:本州、四国、九州、琉球、朝鮮半島の暖帯に広く分布する。
用途:建築材、器具材、楽器材、船舶材などで、木は庭園、公園樹となる。
備考:和名のウラジロガシは、「裏白ガシ」の意味で、葉の裏面が特別白いからつけられたものである。シラカシと類似しているが、シラカシはその年の10月に果実が熟する。
開花時期:5月
果実成熟期:翌年10月
写真

ウラジロガシの葉

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