北海道大学中川研究林
観測結果
哺乳類の撮影頻度
詳細はnakagawa.kmlをダウンロードしてGoogle Earthで御覧ください 調査地の様子がよくわかります(kmlファイルの使い方参照)。

この観測点は、道北の中川町、北海道大学中川研究林内にあり、観測ネットワークの観測点中、最も北に位置します。

●観測情報
1) 2011年10月から観測を開始しました。本観測とは別枠の自動撮影調査も行われています。
2) この観測は、北海道大学中川研究林によって行われています(参照)。
  2000年9月から2002年6月にかけて同じ箇所で森林総合研究所が行った調査もあります(参照)。

●観測結果
1) 2015年秋から2019年春にかけてそれ以前と比べて、キツネの撮影頻度が低めで推移していましたが、2019年秋には少し増加しました。
2) アライグマは2000-2002年の調査(参照)では未記録でしたが、本調査ではほぼ毎回撮影されています。初記録は2004年8月とのことです。
3) シカの撮影頻度でここ数年低めで推移していましたが、2019年秋には過去5年間で最大頻度となりました。
4) ユキウサギは2014年を最後に、5年間にわたって撮影がありません。理由は不明です。
5) 2014年秋にはジュウジギツネと呼ばれる毛色タイプの個体が多く撮影されましたが、その後、あまり記録されていません。
6) クマは2018年秋、エゾリスは2016年春、シマリスは2016年秋を除いて、毎回撮影されています。
7) 鳥は14種記録されています(カケス・ヤマシギ・ヤマゲラ・マミチャジナイ・ツグミ・キジバト・エゾライチョウ・クロツグミ・アカゲラ・オオアカゲラ・トラツグミ・ハシボソガラス・シロハラ・エナガ)。

●観測情報(図): 参照
調査期間 撮影頻度 撮影地点分布