野幌森林公園 2001-2004年
観測結果
哺乳類の撮影頻度
詳細はnopporo01-04.kmlをダウンロードしてGoogle Earthで御覧ください 調査地の様子がよくわかります(kmlファイルの使い方参照)。

2001年から2004年にかけて森林総合研究所によって行われた調査の結果です。
2007年以降の観測(参照)とは、撮影地点が異なるので、直接比較可能ではありませんが、両者を並べてみると、大きな傾向は見てとれます。

●観測情報
1) 調査は、2001年には北部3地点・中部3地点・南部4地点で、2002−2004年には南部の10地点で、コウモリ調査を兼ねて行われました。
  ここでは比較のため、2001年については南部4地点の結果のみ示しています。2001年の全地点の結果については、次を参照してください(参照)。
2) 1回の調査4週間を、01年には6,8,10月と隔月で3回、02年には7-11月に連続で5回、03年、04年には05-11月に連続で8回で行いました。
3) コウモリの撮影頻度が高いのは、コウモリ誘引用のルアーを使用しているためです(参照)。
4) 用いた装置はYoyShotG2とG3です。

●観測結果
1) 2本の林道に装置を並べたため、結果にばらつきが多くでています。
  動物の1回の林道通過を、いくつもの装置で連続して捉えることになるためです。
2) 4年間で、タヌキの撮影頻度が大幅に減少し、2004年にはほとんど撮影されなくなりました(参照)。
3) 2004年11月にクロテンが初めて記録されました。本調査だけでなく、この公園で初めての記録でした(参照)。
  クロテンは、この後、自動撮影調査やアライグマの捕獲事業での錯誤捕獲による記録が続いています(参照)。
4) 2003年5月にミンクが記録されています。これも初めての記録かもしれません。その後の記録はありません。
5) 鳥は9種記録されています(ヤマシギ・トラツグミ・シロハラ・ルリビタキ・クロツグミ・オオコノハズク・フクロウ・アオバズク・オオルリ)。

●観測情報(図): 参照
調査期間 撮影頻度 撮影地点分布