研究紹介 > トピックス > ニュース > ニュース 2017年 > 森林総合研究所公開シンポジウム 「カラマツとカラマツ研究のこれから ―カラマツ資源の持続的利用にむけて―」を開催しました
更新日:2017年6月5日
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去る平成29年2月7日にJA長野県ビル、アクティーホールにて公開シンポジウム「カラマツとカラマツ研究のこれからーカラマツ資源の持続的利用にむけてー」を開催しました。森林・林業関係者や研究者など約150名が参加しました。シンポジウムは、新島俊哉氏(中部森林管理局長)からのカラマツに対する熱い思いを込めた祝辞など主催、来賓の挨拶に続いて、武井富喜雄氏(長野県林業大学校)の「カラマツとカラマツ林業の歴史」を皮切りに、長野や北海道などでこれまでに展開してきたカラマツ林業とそれを支えたカラマツ研究について話題提供がありました。続いて、現在進行中のカラマツに関する研究プロジェクトについて、4名の方から紹介がありました。
休憩を挟んで、「カラマツ研究のこれからーカラマツの持続的利用と安定供給にむけてー」と言うテーマでパネルディスカッションを行いました。7名の登壇者だけでなく、参加者の方からも多くのコメント、意見が寄せられ、活発な論議を行いました。
森林総合研究所公開シンポジウム
「カラマツとカラマツ研究のこれから ―カラマツ資源の持続的利用にむけて」
<講演会(シンポジウム)>
13時~13時15分
開会
主催者挨拶 堀 靖人(森林総合研究所研究ディレクター)
主賓挨拶 新島 俊哉(中部森林管理局長)
来賓挨拶 池田 秀幸(長野県林務部長)
13時15分~15時
第1部 カラマツとカラマツ研究のあゆみ
趣旨説明(PDF:234KB) 細田 和男(森林総合研究所)
「カラマツとカラマツ研究の歴史」 武井 富喜雄(長野県林業大学校)(資料(PDF:2,226KB))
「北海道産カラマツの過去・現在・将来」 津田 高明(北海道立総合研究機構林業試験場道南支場)(資料(PDF:766KB))
「長野県におけるカラマツ利用開発の足跡」 吉田 孝久(長野県林業総合センター)(資料(PDF:1,502KB))
現在進行中のカラマツ研究
「本州以南におけるカラマツの安定供給と持続的利用方策の提案」 細田 和男(森林総合研究所)(資料(PDF:371KB))
「北海道産カラマツを用いた高性能な構造部材の開発と普及」 大橋 義徳(北海道立総合研究機構林産試験場)(資料(PDF:1,442KB))
「優良苗の安定供給と下刈り省力化による一貫作業システムの開発」 宇都木 玄(森林総合研究所)(資料(PDF:488KB))
「カラマツ種苗の安定供給のための技術開発」 田村 明(森林総合研究所林木育種センター)
15時~15時30分休憩(ポスター展示 コアタイム)
15時30分~17時
第2部 パネルディスカッション カラマツ研究のこれから ―カラマツの持続的利用と安定供給にむけて―
パネリスト:吉田 孝久(長野県林業総合センター)、津田 高明(北海道立総合研究機構林業試験場道南支場)、大橋 義徳(北海道立総合研究機構林産試験場)、佐藤 肇(林野庁中部森林管理局)、辻 龍介(宮城県庁)、三田 林太郎(三田農林株式会社)、駒木 貴彰(森林総合研究所東北支所)
司会:髙橋 正義(森林総合研究所)
17時 閉会挨拶 千葉 幸弘(森林総合研究所研究コーディネーター)
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新島中部森林管理局長挨拶 |
講演の様子 |
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パネルディスカッション |
ポスター展示 |
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お問い合わせ
森林総合研究所公開シンポジウム 事務局
担当:髙橋正義
電話番号:029-829-8314(直通)
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