【特設サイト】2024年度 森林総合研究所公開講演会
「生物機能を活用した木材の利用 —酵素および微生物機能を活用した木材の新しい利用技術—」

概要

木材は我々の身近な資源として古くから活用されてきましたが、近年、新たに地域振興に貢献する資源として、また化石資源に替わる再生可能資源としての期待が高まっています。今回の公開講演会では、これらニーズに対応する研究開発例として、微生物や生物が作り出す酵素を活用した木材の新しい利用法の開発と地域の木材資源をバイマスエネルギーとして利用するための研究成果を紹介します。

講演

• イントロダクション —森林総合研究所の木質バイオマス利用研究—
  研究ディレクター 久保 智史
• 世界初「木の酒」の製造技術
  木そのものを糖化・発酵して造る「木の酒」
  樹種で違う「木の酒」の香り、「木の酒」はおいしい？
  新産業創出を目指した社会実装への取り組み
  森林資源化学研究領域 主任研究員 大塚 祐一郎
  森林資源化学研究領域 主任研究員 森川 卓哉
• 酵素の機能を活用したセルロースナノファイバーの製造と利用例
  森林資源化学研究領域 多糖類化学研究室長 下川 知子
• 微生物の代謝機能を活用したリグニンのポリマー原料化
  森林資源化学研究領域 研究員 荒木 拓馬

2024年度公開講演会Q&A

こちらでは、本講演会に関する皆様からのご質問について、お答えいたします。

ポスター発表

• 木質バイオマス発電事業の現状と課題（東北支所 久保山裕史）（PDF：839KB）
• ヤナギ超短伐期施業による木質バイオマス生産技術研究（森林災害・被害研究拠点 髙橋正義）（PDF：747KB）
• 木質バイオマスを使った発電の仕組みとその課題（森林資源化学研究領域 髙田依里）（未発表の情報を含んでいるため、掲載しておりません。）
• 燃料用木質バイオマスを効率的に破砕するためには（木材加工・特性研究領域 藤本清彦）（PDF：736KB）
• 木質バイオマスのガス化炉内で形成する固化物（クリンカ）の抑制技術（木材加工・特性研究領域 小井土賢二）（未発表の情報を含んでいるため、掲載しておりません。）
• ガス化熱電併給（CHP）施設の燃料チップ製造工程で発生する樹皮の利用技術（森林資源化学研究領域 橋田光）（PDF：1,095KB）
• 木質バイオマス発電の事業採算性評価ツールの開発（木材加工・特性研究領域 柳田高志）（PDF：1,117KB）
• 林木育種のプロフェショナル ～林木育種センター・森林バイオ研究センターにおける林木育種の取組～（林木育種センター）（PDF：674KB）
• 私たちのくらしと水源の森林づくり（森林整備センター）（PDF：748KB）
• 森林保険～災害リスクに備える～（森林保険センター）（PDF：398KB）

動画配信

YouTube森林総研チャンネルにて、動画配信を開始しました。

ニュース

主催・共催等